サウジ記者、埼スタの浦和ファン圧倒的サポート警戒 「地下鉄は満員」「第1戦でも彼らは…」

サウジアラビアのアリ・アルカッタン記者【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
サウジアラビアのアリ・アルカッタン記者【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

サウジアラビアからACL決勝取材に訪れたアリ・アルカッタン記者を直撃

 浦和レッズは5月6日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦する。埼玉スタジアム2002には、サウジアラビアからの記者も多く集まっている。

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 2002年の日韓ワールドカップの時も来日したというアリ・アルカッタン記者は、ホームで引き分けに持ち込まれたもののアル・ヒラルが優位だと感じているようだ。「初戦はアンラッキーだったが内容では上回っていた。0-0というスコアでもいいという状況は、浦和には逆に難しいと思う。アル・ヒラルはとにかく点を取るという目標が明確だ」と、初戦のアドバンテージがむしろアル・ヒラルにあると考えているようだ。

 また、「イガロ、マレガ、ミシャエウと外国籍選手たちは経験が豊富だ。彼らが違いを作り出してくれるはずだ」と、ナイジェリア代表FWオディオン・イガロ、マリ代表FWムサ・マレガ、ブラジル人FWミシャエウという初戦に出場した外国籍選手3人をキープレーヤーに挙げた。

 一方、浦和の注目選手については「特にいない」として、「それよりもサポーターだ。メトロ(地下鉄)でここまで来たけれど、浦和のファンで満員だった。第1戦でも彼らは力強くチームを後押ししていたし、このスタジアムの雰囲気に飲まれないことがアル・ヒラルにとって一番重要になると思う」と、ピッチに立つ選手たちを鼓舞する12番目の選手に警戒心を示した。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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