「彼は守れない」 リバプール“弱点”を海外識者指摘、ポジション適正に疑問視「中盤で起用すべき」

リバプールの問題とは?【写真:ロイター】
リバプールの問題とは?【写真:ロイター】

元スコットランド代表FWマカベニー氏、アーノルドの右SB起用に懐疑的

 イングランド1部リバプールは現在、プレミアリーグで5位に付け、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる4位のマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差は「7」となっている。近年の成功を思えば、厳しいシーズンを過ごしているが、元スコットランド代表FWフランク・マカベニー氏は、ある弱点を指摘した。インドのスポーツ専門サイト「Sportskeeda」が報じている。

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 マカベニー氏が弱点として指摘したのは、右サイドバック(SB)のイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドだ。今シーズン、FAカップのブライトン戦(1-2)で日本代表MF三笘薫に翻弄された際には日本でも話題となった。当時、三笘は「守備が弱そうと思われがちですけど、全然強いなと肌感覚ではある」とコメントしていたが、マカベニー氏は彼に代わるSBが必要だとコメントした。

「トレント・アレクサンダー=アーノルドは、右SBでプレーするべきではない。彼は守れない。中盤で起用するべきだろう。適正は、そっちにある。でも、彼はチームに必要な存在だし、中盤にコンバートするのは良いアイデアだと思う」

 さらに、イングランド代表のレジェンドであるデイビッド・ベッカム氏との類似点があると自身の見解を続けた。「彼はエネルギーがあり、スピードがあり、中盤でプレーできる熱さもある。チアゴ・アルカンタラのような選手に中盤をコントロールさせて、彼をサイドで使うんだ。デイビッド・ベッカムと同じようにね。彼も守ることはできなかったが、100%を出していた。それがトレントにもできることだ」。

 ユルゲン・クロップ監督もアーノルドを中盤で起用することがあり、夏の移籍市場では右サイドバックの獲得にも動いていたとされる。次の移籍市場では新たな右SBを補強することになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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