背信の本田、評価下落で次節は2試合連続先発落ち いよいよベンチ入りも困難な“危険水域”に突入か

ニアングが発熱でダウンするも、本田にはお呼びがかからずベンチ予想

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、6日の敵地パレルモ戦で2試合連続先発落ちとなる可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 ミランは今季定番の4-3-3システムが予想されている。GKはドンナルンマ。4バックはアバーテ、出場停止明けのパレッタ、ロマニョーリ、デシリオが並び、中盤はクツカ、ロカテッリ、チェルシーから期限付き移籍中のクロアチア代表MFパサリッチが並ぶ。

 3トップは右からスソ、バッカ、ボナベントゥーラの見込み。左ウイングのレギュラー、ニアングが発熱でダウンしているが、 本田にはお呼びがかからずベンチ予想となっている。背信パフォーマンスで評価が下落した日本人10番ではなく、18歳のロカテッリ、21歳でチェルシーから期限付き移籍中のパサリッチら若手がヴィンチェンツォ・モンテッラ監督からより信頼を得ている。

 本田は今季初先発出場となった9月25日の敵地ジェノア戦で、オフサイドトラップの際に一人取り残され、相手に先制点を献上する戦犯となった。攻撃面でも消極的なバックパスを繰り返し、サポーターから批判され、ミランの公式ツイッターが大炎上している。

 チリ代表MFマティ・フェルナンデス、MFホセ・ソサら故障者が戻り、ニアングやDFルカ・アントネッリが戦線復帰となれば、本田はいよいよベンチ入りすらも困難な危険水域に近づきつつあるようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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