三笘はセルティックからオファーがあるなかでブライトン行きを選択

　スコットランド1部セルティックは、第32節を終えて30勝1分1敗とスコティッシュ・プレミアシップで首位に立ち、リーグ2連覇に大きく近づいている。スコットランドを代表する名門には、これまで数多くの世界的なスター選手がプレーしてきたが、加入が実現しなかったビッグネームも多い。スコットランド紙「デイリー・レコード」は、セルティック移籍があと一歩で実現しなかった選手たちでベストイレブンを組んだ。

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　セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は、日本代表FW古橋亨梧と並び、日本代表MF三笘薫の獲得を目指していたことを明かした。三笘もセルティックのオファーを断り、イングランド1部プレミアリーグのブライトンへの移籍を選択したと認めている。

　セルティックにはオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクや元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション氏のような世界的な選手たちが在籍していた。クラブの歴代ベストイレブンを組めば、錚々たる顔ぶれが名を連ねることになる。「デイリー・レコード」紙は、あと一歩でセルティックに加入していた選手たちでベストイレブンを組んだ。

　セルティック、幻のベストイレブンの顔ぶれは下記のとおり。

＜GK＞
ブラッド・フリーデル（元アメリカ代表）

＜DF＞
シェイマス・コールマン（アイルランド代表）
ソル・キャンベル（元イングランド代表）
ウェイン・ブリッジ（元イングランド代表）

＜MF＞
イバン・デ・ラ・ペーニャ（元スペイン代表）
ダビド・ジノラ（元フランス代表）
三笘　薫（日本代表）
リバウド（元ブラジル代表）

＜FW＞
イバン・トニー（イングランド代表）
アラン・シアラー（元イングランド代表）
オリビエ・ジルー（フランス代表）

＜控え＞
FWアルフレッド・ディ・ステファノ（元アルゼンチン代表）
FWアレッサンドロ・デル・ピエロ（元イタリア代表）
FWダミアン・ダフ（元アイルランド代表）
FWディディエ・ドログバ（元コートジボワール代表）

　三笘の寸評では、「ブライトンのウイングの王は、ワクワクさせるタレントであり、ポステコグルー監督は初期の補強リストに名前があったことを認めた。だが、プレミアリーグの新興クラブが先に動き、獲得にこぎつけた。三笘はグラスゴーからの関心について『光栄だった』と語ったが、プレミアリーグで成功するチャンスを断ることはできなかった」と伝えている。

　錚々たる顔ぶれのなかに名前を連ねている三笘。プレミアリーグでの活躍が続けば、セルティックのファンは緑と白の横じまを着てプレーする三笘の姿を見られなかったことを、さらに残念がることになるかもしれない。