連覇目前のセルティック、シーズンMVP候補に7人を英紙選出 古橋亨梧は「本命候補」
古橋は「今季30得点決めるのは確実」と評価
スコットランド1部セルティックは2位レンジャーズに勝ち点12差をつけて首位を独走し、リーグ連覇に大きく近づいている。スコットランド紙「デイリー・レコード」は個人の活躍にフォーカスし、セルティックの中から7人のMVP候補をピックアップ。エースのFW古橋亨梧と中盤の要となっているMF旗手怜央の2人が名を連ねた。
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同紙は「フープス(セルティックの愛称)にはシーズン終了後の表彰式にふさわしい選手が多くいる」とし、今季のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(MVP)受賞にふさわしい選手として7人を選んでいる。
なかでも、「最も明白な」候補者として名前が挙がっているのが古橋だ。リーグ戦30試合23得点を決め、得点ランクトップを走るストライカーは「この楽天的な背番号8は前任のスコット・ブラウンとは正反対のプレーヤーだが、パークヘッドにいるすべての人を笑顔にするという点では共通している。(アンジェ・)ポステコグルー監督率いるチームのフィニッシャーであり、今季30得点を決めるのは確実。セルティックではヘンリク・ラーション以来最高のストライカーかどうかが議論されているが、リーグ最優秀選手賞受賞の本命候補でもあるだろう」と記され、最有力候補として絶賛されている。
古橋のほかにはキャプテンのMFカラム・マグレガー、DFグレッグ・テイラー、DFキャメロン・カーター・ヴィッカース、旗手、FWジョタ、そしてMFアーロン・ムーイの6人が選ばれた。旗手については「今は怪我で離脱しているが、彼がいかにセルティックにとって重要な選手かを示してきた」「ポステコグルーのJリーグリクルート戦略の成功を物語る1人」と評価されている。
2006-07シーズンにはセルティックで活躍した元日本代表MF中村俊輔氏がスコットランド1部リーグでMVPに輝いた。その時以来となる日本人MVPは誕生するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)