「クボが見た悪夢」 久保が“最高選手”に選ばれるも…スペイン紙指摘「交代直後に失墜」

ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

先発の久保は攻撃を牽引するも途中交代

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間4月2日、ラ・リーガ第27節でビジャレアルと対戦し、0-2で敗れた。先発した日本代表MF久保建英にとっては古巣対決となったなか、スペイン紙は黒星を喫したソシエダの最高選手として久保を挙げつつ、「クボが見た悪夢」と表現している。

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 リーグ4位につけるソシエダは、上位争いを演じる6位ビジャレアルとの重要な一戦に臨んだ。久保にとっては2シーズン前にレンタル移籍で過ごした古巣との対決になったが、試合は一進一退の展開となるも、後半32分、同36分と立て続けに失点を喫し、0-2で敗れた。

 久保は後半8分に右サイドからのカットインから放った鋭いシュートをクロスバーに直撃させ、同14分には右サイドの仕掛けから絶妙なパスを供給してMFミケル・メリーノの決定機を演出するなど、随所で存在感を発揮したなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はソシエダの最高選手に久保を挙げている。

 一方、「クボが見た悪夢」と表現し、「何度もソシエダのチャンスをモノにしようとし、右サイドの突破から危険を生み出した。開始5分に(相手GKペペ・)レイナをテストし、53分にはクロスバーに当て、59分にはメリーノのゴールをお膳立てしようとした。しかし、ソシエダは彼の交代直後に失墜した」と説明している。

 久保は再三のチャンスを生みながらも、後半26分に無念の交代となった。チームはそこから立て続けに失点を喫して敗れることになったため、ベンチからその後の試合を見守った久保にとっては“悪夢”という表現も、あながち間違いではないのかもしれない。

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