PSGでの2年間の総額よりも上 中東アル・ヒラルがS・ラモスに年俸最大50億円を準備か
アル・ナスルへ移籍したロナウドとの元同僚対決実現なるか
フランス1部の強豪パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーする元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスに、サウジアラビアから高額オファーが舞い込んでいるという。スペインのラジオ局「カデナ・セール」がフランスでの報道も交えて伝えている。
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「カデナ・セール」によると、フランスの有力紙「レキップ」がサウジアラビアの強豪アル・ヒラルがラモス獲得に向けて手取り年俸3000万ユーロ(約42億円)のオファーを投じたと報じているという。レポートでは、この金額はラモスがPSGでの2シーズンで受け取っている年俸の総額よりも高額なものになるとしている。
また、PSGにはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の観点から次のシーズンまでに年俸総額をかなり削らなくてはならない事情がある。そのため、ラモスがPSGと契約を延長したとしても現状からの減額は避けられないという。また、アル・ヒラルは最大でオファー額を5000万ユーロ(約70億円)まで引き上げることも可能のようだ。
アル・ヒラルは今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で西地区を突破し、4月29日と5月6日に浦和レッズと決勝戦を戦う予定。現行の大会フォーマットになってから2回の優勝は浦和と並び最多タイで、4回の決勝進出は単独最多だ。前回大会を優勝して出場したクラブ・ワールドカップ(W杯)では、スペイン1部レアル・マドリードとの決勝戦に進出して準優勝したアジア最大級のクラブでもある。
サウジアラビアには、レアル時代に攻守の要として数々のタイトルを勝ち取った盟友であるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、アル・ナスルへと移籍している。中東サウジアラビアの地で、レアルの元チームメイト対決が見られることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)