元日本代表MF今野泰幸、J優勝阻む一撃の裏話告白 「G大阪サポに『ありがとう』と…」

今野泰幸が2005年のゴールを回想【写真:Getty Images】
今野泰幸が2005年のゴールを回想【写真:Getty Images】

「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演、FC東京時代の記憶に残る得点に言及

 J3とフットサル日本リーグのY.S.C.C.横浜で、サッカーとフットサルの二刀流選手として活躍する元日本代表MF松井大輔が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演。AFC U-20アジアカップに出場するU-20日本代表に帯同した内田氏に代わって番組MCを務め、関東1部南葛SCに所属する元日本代表MF今野泰幸とともに番組を盛り上げた。

 松井は3月5日に行われたJ3開幕戦のカターレ富山戦(1-2)に後半23分から途中出場。同34分にはヘディングでチームのシーズン初ゴールを記録していた。この場面、左コーナーキックをニアサイドでDF土館賢人がフリック。ゴール前に詰めていた松井が、ヘディングでボールを押し込んだ。

 このゴールを振り返り、松井は「素晴らしいごっつぁんゴールです。自分で言うのもなんですが、素晴らしいごっつぁんゴールです。今ちゃんどう?」と笑って振ると、振られた今野も「逸らしがうまいですね」と、松井のゴールではなく、フリックした土館のプレーを称賛して爆笑を呼んだ。松井が慌てて「違う、違う。詰めている人のうまさ」と突っ込むと、今野は「確かに、良いところにいましたね」と、2010年南アフリカ・ワールドカップにともに出場したかつてのチームメイトのゴールを褒めた。

 技巧派で知られる松井があまり見せないヘディングでのゴールということでも話題になったが、41歳になっても現役という長いキャリアを誇る松井にとっては、自身初の開幕戦ゴールだったという。松井は「開幕戦で(ゴールは)初めてです」と明かすと、サブMCの野村明弘氏に「嬉しそう」と、突っ込まれていた。

 ここから話題は今野の記憶に残るゴールに。守備的な選手で知られる今野は、2005年のFC東京時代のJ1最終節のセレッソ大阪戦(2-2)で、首位に立っていた相手の優勝を阻んだ同点ゴールを挙げた。「ロスタイム、1-2でセレッソが勝っていて、僕が胸で(トラップして)ボレーをして決めて、同点に追い付いた。それでC大阪が4位くらいまで落ちちゃったんですよ。それでガンバ大阪が優勝したんです。だから、当時はG大阪には行っていなかったのですが、その時からG大阪のサポーターの人たちには『ありがとう』と言われていたんです」と、2012年に加入することになるクラブとの結びつきにもつながるゴールについて熱く語った。

 しかし、この話は松井には響かなかったようで「へー」という気のない返事をすると、今野は「聞いてます?」と確認。松井は「(左耳から)入ってくるんだけど、そのまま(右耳から)通り抜けていく。今ちゃん、すごく真剣に話してくれているんだけど、響かないのは俺だけかな?」と言えば、今野が「(松井を見ていて)不安になりました」反応するなど、軽妙なトークを展開していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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