チェルシーDFが古巣戦でゴールセレブレーション レスターサポーターに向けた行為に元英代表が見解「ファンは彼を尊重すべき」

ファーディナンド氏がチルウェルのゴールパフォーマンスに見解【写真:Getty Images】
ファーディナンド氏がチルウェルのゴールパフォーマンスに見解【写真:Getty Images】

DFチルウェルが古巣レスターの前で自らのゴールを喜ぶ

 イングランド1部チェルシーは、現地時間3月11日にプレミアリーグ第27節でレスター・シティと対戦して3-1で勝利した。この試合でイングランド代表DFベン・チルウェルは先制点を決めると、古巣のサポーターの前で自らのゴールを喜んだ。この行為について、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が自身の見解を語っている。英紙「メトロ」が報じた。

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 チルウェルは2020年に4500万ポンド(約73億円)の移籍金でレスターからチェルシーに加入した。古巣のサポーターは、彼に対して痛烈なブーイングを送っていたが、チルウェルは前半11分にボレーシュートで先制ゴールを決めると、自身の両耳に手を当ててゴールセレブレーションを行った。

 その後、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツ、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチのゴールもあり、3-1で勝利したチェルシーは公式戦3連勝となった。

 試合後、チルウェルは「ここに戻って来ての試合をとても楽しんでいる。来る日も来る日も見ていた顔を見ながらプレーできるからね。でも、試合中の90分間はチェルシーのためにすべてを出し切る。今日はゴールで貢献できて良かった」と古巣のサポーターとの関係が良好であると語った。

 ファーディナンド氏は、チルウェルのゴールパフォーマンスを正当なものだと感じたという。「彼らはずっとブーイングをしていた。昨年の試合でもそうだった。彼らは5000万ポンド近くを得たんだ。コロナ禍に、左サイドバックの選手で。それなのにブーイングしていた。おそらく彼らは得られるべき金額よりも多くを得られたはずなんだ。在籍時に素晴らしいパフォーマンスを見せたのに、チェルシーに移籍したことでブーイングした。説明がつかないよ。だから、僕は彼がやり返したことを喜んでいる。ファンは彼をリスペクトするべきだ」と自身の見解を語った。

 現在、マンチェスター・シティが獲得に興味を示しているとされるチルウェルだが、移籍が実現した場合、チェルシーのファンとの関係はどのようなものとなるだろうか。

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