三笘薫の圧巻技、英記者絶賛「なんと独創的」 2G関与“躍動プレー”に脱帽「前監督で先発1度とは…」

ブライトンMF三笘薫【写真:Getty Images】
ブライトンMF三笘薫【写真:Getty Images】

リーズ戦で先発出場、1アシスト含む2ゴールに関与

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間3月11日、プレミアリーグ第27節・リーズ・ユナイテッド戦(2-2)で先発出場。前半の先制点をアシストするなどチームの全得点に絡む働きを見せたなか、攻撃に違いをもたらしたそのパフォーマンスを英記者が絶賛している。

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 敵地でのリーズ戦で左ウイングとして先発した三笘は前半33分、MFパスカル・グロスからの右クロスを打点の高いヘディングで折り返し、MFアレクシス・マック・アリスターの先制点をお膳立て。さらに同点に追い付かれて迎えた後半16分には、鋭い仕掛けからクロスを送り、相手のオウンゴールを誘発させた。

 ブライトンはその後、MFジャック・ハリソンに同点ゴールを許し、2-2のドロー決着に。三笘は前節ウェストハム戦(4-0)に続くゴールこそ奪えなかったものの、攻撃に違いをもたらしたそのパフォーマンスに英衛星放送「スカイ・スポーツ」のローラ・ハンター記者は、この試合を総括した記事で「ブライトンの強さを象徴する三笘」との見出しで賛辞を送っている。

 ハンター記者は「三笘はブライトンのサッカー哲学を支えており、その哲学はロベルト・デ・ゼルビによって手入れされ、育まれている」と、攻撃の中心人物であることを指摘。「この日本代表は、なんと新鮮な空気なのだろう。独創的でスタイリッシュでありながら、頑固で決断力があり、見ていて気持ちがいい」と、他を圧倒した技術を称えた。

 さらに、グレアム・ポッター前体制下では公式戦で先発機会がわずか1度だった事実にも注目。「この素晴らしいフォワードが、グレアム・ポッター前監督の下で今シーズン先発出場が1度しかなかったというのは信じがたい。なんという見落としだ」とも記し、多くのチャンスに関与する働きぶりに熱視線を注いだ。

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