ドイツ1部バイエルンに2戦合計スコア0-3で敗退

　フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）は、3月8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16第2戦でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに0-2で敗れ、2戦合計スコア0-3で敗退となった。試合後、PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペは、自身の去就にまつわる質問をシャットアウトし、「重要なのはリーグ戦に勝つこと」と語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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　初戦を0-1で敗れていたPSGは、逆転するためにアウェーで勝利が必要だった。しかし、0-0で迎えた後半16分に先制点を決められると、試合終了間際にもドイツ代表FWセルジュ・ニャブリに追加点を許し、0-2で敗れた。2戦合計スコアでも0-3となり、2年連続でラウンド16敗退を喫した。

　2022年5月に25年までの3シーズンの契約延長をしたムバッペだが、クラブに不満を持っていると報じられている。今回の敗退により、再びその去就が話題となりそうだが、試合直後にもムバッペは自身の未来に関する質問を浴び、このようにコメントしたという。

「またガッカリする結果だよ。いつまで続くか？　分からないね。今、僕は今シーズンの話だけしている。それが最も重要なことであり、ほかのことは何も問題ではない。僕たちは再び素晴らしいチームに敗れた。僕たちにはリーグ戦が残っていて、そこに勝てることを願っている」

　さらに、「僕が自分の未来を考え直す？　いいや、僕は落ち着いているよ。今シーズンの僕にとって重要なことはリーグ戦に勝つことであり、その後はどうなるか見てみよう。がっかりしているけれど、次に進まないといけない。ほかのことにね。彼らはCLに勝てるチームができていた。これが僕たちの最大限だし、それがすべてだ。リーグ戦に戻る前に、僕たちは自問自答するよ」と去就と敗退について語った。

　2戦合計ノーゴールに終わったことで、ムバッペをはじめとする攻撃陣にも批判が集まりそうな状況だが、ムバッペの来季はPSGとともにあるのだろうか。