レアルのリーガ制覇は「不可能」? アトレティコとのダービー引き分けにスペイン紙反応

レアルはアトレティコ相手に痛恨のドロー【写真:Getty Images】
レアルはアトレティコ相手に痛恨のドロー【写真:Getty Images】

バルサの試合結果次第で勝ち点10まで広がることに

 スペイン1部レアル・マドリードは現地時間2月25日、ホームでのラ・リーガ第23節でアトレティコ・マドリードとのダービーに臨んだ。先制を許す展開からカスティージャ(Bチーム)所属の18歳FWアルバロ・ロドリゲスが初ゴールを決めて追いついたが、1-1で痛恨のドローに終わった。

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 現在ラ・リーガで2位のレアルは勝ち点を伸ばし切ることができず、現地時間2月26日のアルメリア戦で首位FCバルセロナが勝利すれば両者の勝ち点差は「10」まで広がることに。残り15試合での優勝争いで大きく遅れを取ることになる。

 スペイン紙「マルカ」は、昨年10月に行われたレアルとバルセロナによる直接対決「エル・クラシコ」を境に上位2チームの明暗が大きく別れたと伝えている。その試合ではレアルが3-1でバルセロナを下し、勝ち点3差をつけて単独首位に立った。しかし、レアルはその後の14試合で8勝3分3敗と勝ち点42のうち15を取りこぼすなど失速した。

 一方のバルセロナは13試合で12勝1分で39ポイント中37ポイントを獲得。破竹の勢いで勝ち点を積み上げ、宿敵に大きく差を付けた。「マルカ」紙はこのマドリード・ダービーでのドローなど、クラシコ後の停滞によって「マドリードのラ・リーガは不可能になった」と優勝争いが事実上決したとの見通しを示した。

 レアルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦でリバプールを5-2で撃破と欧州カップ戦では好調だが、国内リーグでは思わぬ取りこぼしが目立っている。バルセロナが抜群の安定感を誇っているだけに逆転のハードルは高そうだが、終盤戦に向けて上手く立て直すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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