得点力を証明した”アシストキング” 名将ベンゲルは天才パサーのさらなる覚醒に期待

CLルドゴレツ戦で、エジルがキャリア初のハットトリックを達成

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が6-0と快勝した19日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ルドゴレツ戦で、キャリア初のハットトリックを記録したドイツ代表MFメスト・エジルに“点取り屋”として覚醒することへの期待を寄せ、その能力を絶賛している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 昨季プレミアリーグで19アシストを記録した“アシストキング”のエジルは、ブルガリアのルドゴレツを相手に3−0と大きくリードを奪った後半に、突如ゴールを陥れるストライカーへと変貌を遂げた。

 後半11分、MFサンティ・カソルラのロングボールに抜け出し、正確なトラップから利き足ではない右足で1点目のゴールを奪うと、同38分には今季加入のFWルーカス・ペレスの右からの折り返しをまたも右足で蹴り込んで2点目。同42分には再びペレスのクロスを、得意の左足ボレーシュートで決めた。

 キャリア初となるハットトリックを決めたレフティーの活躍に、ベンゲル監督も納得の様子。「トレーニングでは、彼は基本的に自分の決めたいと思った時に得点を決めているよ」とエジルの得点能力にお墨付きを与えている。これまではアシストばかりに注目が集まったが、指揮官は点取り屋としての覚醒にも期待しているようだ。

 

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