「普通あそこ見えます?」 三笘薫、さりげないアウトサイドパスに元北朝鮮代表FWも脱帽

ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:ロイター】

後半8分、カットインと見せかけてファーサイドへアウトサイドパスを供給

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間2月18日に行われたプレミアリーグ第24節フルハム戦(0-1)で8試合連続となる先発出場を果たしたが、無得点に終わった。そのなかで、後半途中にさりげなく繰り出したアウトサイドパスを、「ABEMA」で解説を務めた元北朝鮮代表FW鄭大世氏が称賛している。

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 2023年に入って公式戦無敗と好調を維持するブライトンだが、この日はフルハムの守備をこじ開けるのに苦戦。三笘も対峙する右サイドバックのDFケニー・テテに手を焼き、思うようにチャンスを作り出せなかった。そして後半43分にカウンターから失点し、リーグ戦6試合ぶりの黒星を喫した。

 そのなかで、三笘のプレーが光ったワンシーンが後半8分だ。アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターからのパスをペナルティーエリア内で受けると、カットインを仕掛けるかと思いきや、相手DFのタイミングを上手く外した右足アウトサイドパスを選択。ボールはオランダ代表DFジョエル・フェルトマンへ渡り、最後はMFソリー・マーチがシュートを放ったが、フルアムGKベルント・レノの好セーブに阻まれた。

「ABEMA」で解説を務めた鄭大世氏は「ミトマジックだったんだけどな。何気なく出したアウトサイドパスなんですよ。普通あそこ見えます? 本当にマジックのようなパスですね。誰も見えていない。全員が裏を取られている」と、相手DFの意表を突く三笘のアウトサイドパスを大絶賛。また、ファンからも「そこ通すのか!」「三笘えぐ」「完璧やん」「なんか見えてるよな」と、相手DF陣が誰も反応できなかったプレーに興奮していた。

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