アーセナルFWのジェスチャーは「敬意が感じられない」 元プレミアリーガーが糾弾「気に食わなかった」

アストン・ビラ戦でゴールを決めたFWマルティネッリ【写真:ロイター】
アストン・ビラ戦でゴールを決めたFWマルティネッリ【写真:ロイター】

アーセナルFWマルティネッリが得点前に両手を広げ喜び

 イングランド1部アーセナルは現地時間2月18日にプレミアリーグ第24節でアストン・ビラと対戦。終盤の2得点で大きな勝ち点「3」を手にしたが、がら空きのゴールへシュートを決めたブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの“ある行為”に元選手が「怒りを露わ」にしているという。英メディア「スポーツ・バイブル」が報じている。

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 前半5分にホームのアストン・ビラがカウンターから先制。その後アーセナルはイングランド代表FWブカヨ・サカのゴールで追い付くも前半32分に再び勝ち越しを許す苦しい試合展開になる。

 エンド変わって後半16分、DFオレクサンドル・ジンヘンコが強烈な一撃でなんとか同点に持ち込むと、同アディショナルタイム3分にMFジョルジーニョの豪快なミドルが相手GKエミリアーノ・マルティネスのオウンゴールを誘い勝ち越し。迎えた同8分にマルティネッリが決定的な一打をもたらす。

 アストン・ビラはマルティネスも上がる全員攻撃でコーナーキックのチャンスに臨んだが、跳ね返りを拾ったアーセナルが逆にカウンターを開始。裏へ抜け出したマルティネッリが無人のゴールへボールを転がし4点目をゲットした。

 このゴールの直前、マルティネッリは余裕をもって後ろをちら見。ボールを蹴る前に両手を上げて、祝福のポーズを取った。

 この「この早すぎるお祝いの決断」に対し、アストン・ビラOBの元英代表FWガブリエル・アグボンラホール氏が「ボールを入れる前に祝杯をあげているのが気に食わなかった。リスペクトに欠ける」と激しく非難している。

 同氏は「敬意が感じられない」と行為に言及し、さらに終了間際の時間潰しのプレーに「それも気に食わないね」ときっぱり言葉を放った。

 2つの点から「今日のマルティネッリのあれは、スポーツマンシップに則っているとは言えない」と糾弾しているアグボンラホール氏。日本でもJ1開幕戦で鹿島アントラーズFW鈴木優磨が相手サポーターを煽るようなジェスチャーを行い、警告を受ける場面が話題を呼んだが、そうした相手への敬意を欠いた行為に元英代表FWは厳しい見解を持っていたようだ。

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