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セビージャで躍動する“天才”ナスリ D・ザグレブ戦のパス成功数145本は今季CLでトップ!
スペイン紙も称賛するナスリのパフォーマンス
セビージャの元フランス代表MFサミル・ナスリは、現地時間18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節のディナモ・ザグレブ戦で、決勝点を挙げてチームの2連勝の立役者となった。スペイン紙「マルカ」によるとナスリの存在感は得点シーンだけでなく、パサーとしても素晴らしいデータを残したと絶賛されている。
ザグレブが5バックの守備的布陣で臨んできた一戦で、ナスリは3-4-3システムの左インサイドハーフとして先発した。試合が動いたのは前半37分、同じく中盤のバスケスとのコンビネーションを起点にFWビエット、DFマリアーノとボールが回り、マリアーノのクロスに対してニアサイドに飛び込んだナスリが巧みにコースを変えて先制点を奪い取った。サンパオリ監督が標榜する複数人が絡むパスワークを体現する一撃だった。
チームに勝ち点3をもたらしたナスリ。同紙によると90分間にわたって試合をコントロールする役割も担っていたことが、データからも浮かび上がったという。
ディナモ戦でナスリがパスを狙った回数は計158回、うち成功したパスはじつに145回を数えた。これは今季CLのなかでトップの数字で、チアゴ・モッタ(パリ・サンジェルマン/PSG)の140回を上回った。また3位は同僚MFエンゾンジの117回と、ナスリの数字が際立ったものとなっている。
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