クロップが「日本人ウイングを求めている」 リバプール強化動向に海外注目「三笘のように…」

リバプールが中村敬斗に注目?【写真:Getty Images】
リバプールが中村敬斗に注目?【写真:Getty Images】

LASKリンツFW中村敬斗の獲得関心報道、海外移籍専門サイトがキャリアに注目

 イングランド1部の名門リバプールが、オーストリア1部LASKリンツFW中村敬斗の獲得へ関心を示しているとされるなか、海外メディアは日本人アタッカーのキャリアに注目。欧州で研鑽を積んできた事実を引き合いに「三笘のようにステップアップする準備はできている」と伝えている。

 22歳の中村を巡っては、英紙「デイリー・テレグラフ」のマイク・マクグラス氏がリバプールの関心をツイッター上で打ち明けたことで話題に。中村を視察すべくスカウトを派遣したと指摘し「今後数か月間、彼を監視し続けるだろう」とツイートしている。

 昨年11月にはイングランド1部ブライトンが熱視線を送っていることが英メディアにより伝えられていたなか、日本人アタッカーへの関心はリバプールにも飛び火。中村はLASKリンツ加入2年目の今季、ここまで公式戦18試合で11ゴール6アシストをマークしており、今冬にはドイツ1部アウグスブルクらの獲得候補にもなっていたという。

 リバプールの動きには、海外の移籍専門サイト「Football Transfers」も注目し、「中村敬斗とは誰? リバプール、自軍の三笘薫を探す」と見出しを打ったうえで「ユルゲン・クロップ監督とそのチームは、日本人ウイングの魔術師を探し求めている」として、中村のキャリアに脚光を当てている。

 中村は2018年にJ1ガンバ大阪入りしたのち、翌年以降、FCトゥウェンテ(オランダ)、シント=トロイデン(ベルギー)と渡り歩いた。21年2月から半年間、FCジュニアーズ(オーストリア2部)へのローン移籍を経て、昨年夏にLASKリンツへ完全移籍している。

 記事では、「三笘のようにステップアップする準備はできているように感じられる」と、ブライトンでブレイク中の三笘を引き合いに評価。なお、中村とLASKリンツの契約期間は2025年6月30日まで。移籍金が発生する夏の移籍市場での獲得を試みるのかを含め、リバプールの今後の動きが注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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