浦和新監督、改革プラン明言 前体制のカラー尊重も「変えたい」と宣言した1つのポイント

「チームでやりたいことを考えるとまだ途中の段階」

 その過程では母国ポーランドから攻撃担当のラファル・ジャナスコーチ、守備担当のヴォイテク・マコウスキコーチ、フィジカル担当のヴォイテク・イグナチュクコーチの3人を連れてきた。そして、ジャナスコーチと池田伸康コーチ、マコウスキコーチと前迫雅人コーチ、イグナチュクコーチと石栗建コーチがタッグを組んでいる。それを統括するのがスコルジャ監督という様相で、アメリカンフットボールなど攻守のハッキリした競技のような構成も取りながら進めている。

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 現状についてスコルジャ監督は「みんなで一緒にトレーニングするところの最初がこのキャンプで、非常に大事な時期。その中で選手たちのことを観察し、彼らのことを知っていくと同時に、私がどういうサッカーをしたい、どういうことを植え付けたいのか全体的なイメージを持ってもらうようにしていた。徐々に選手たちへの指示も増やしながらチーム作りをしているが、チームでやりたいことを考えるとまだ途中の段階ではある」と話す。29日にJ1サガン鳥栖とトレーニングマッチを行ってキャンプを打ち上げる浦和は、埼玉に戻ってリーグ開幕に向けたブラッシュアップを図ることになるようだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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