元韓国代表のパク・チソンが選手としてプレー 英メディアもこぞって“韓国の英雄”に注目

授業の一環として大学チームでプレー このニュースを英メディアも報道

 マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元韓国代表MFパク・チソンがイングランドのピッチに戻ってきた。現在35歳のパクはレスターにあるデモントフォート大学で1年間のスポーツマネジメントコースを専攻し、授業の一環で同大学チームの選手としてプレー。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」など複数メディアが報じている。

 パクは2014年にオランダのPSVでのプレーを最後に現役から退いていた。アジア人として初めてユナイテッドのアンバサダーを務めるなど、“赤い悪魔”の愛称で知られる名門のレジェンドの一人として認められている。今年に入り、デモントフォート大学でスポーツマネジメントを学ぶ韓国の英雄がピッチに立った。英メディアがこぞってこのニュースを取り上げるなど、今でも注目度の高い存在のようだ。

 パクはサッカー界で新たなキャリアを切り開こうと奮闘している。今夏、大学での受講を決めた際に「僕の同僚の一人が、コーチングやマネジメントをするうえで、多くの選手にとって(デモントフォート大学で学ぶことが)素晴らしい経験になると言っていた。ピッチを取り巻くあらゆるフットボールに関する知識を深めたかった。その後はきっと韓国フットボールリーグで働くことになるだろう」と語り、母国の発展に尽くしたいとの意欲を明かしていた。

 古巣ユナイテッドは17日に敵地でリバプールとの大一番を迎えるが、パクはこの試合をアンフィールド(リバプールの本拠地)で観戦するとレポートされている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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