米メディアがフィテッセ太田を中国人と誤認 『中国人若手特集』で写真掲載のハプニング

10月の代表戦に招集されるも出番は訪れず 注目を集めてより認知度を高められるか

 フィテッセの日本代表DF太田宏介は10月のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア予選のイラク戦とオーストラリア戦に招集されたが、最終的に出番は訪れなかった。最近はフィテッセでもベンチの日々が続くサイドバックは、まだ知名度が足りないのだろうか。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の中国人特集に取り上げられる“ハプニング”に見舞われている。「ザン・ユニン、リン・リャンミンが必見の中国の若き才能」という中国人の若手特集で、本来は記事内容と関係のない太田が登場する。

 中国代表はロシアW杯アジア最終予選のシリア戦とウズベキスタン戦で2連敗を喫し、W杯出場は危機的状況だが、それでも光明はあるという。ザンは太田とフィテッセで同僚のFW。広州恒大から加入した背番号9で、「ザン・ユニン。中国の次の大物と見られており、エールディビジのフィテッセで印象付けている」とキャプションで紹介されているのだが、その文章とともに掲載された写真はまさかの太田だった。

 特集では、太田とザンを誤認してしまったようだ。左足の精度を武器にする太田だが、オランダリーグと日本代表で周囲から注目を集めるパフォーマンスを見せつけ、より認知度を高めたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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