「とても賢い」 古橋亨梧の活躍できる理由…ポステコグルー監督が振り返る所感と驚き「以前から彼を…」

セルティックのボステコグルー監督と古橋亨梧【写真:Getty Images】
セルティックのボステコグルー監督と古橋亨梧【写真:Getty Images】

Jリーグの横浜FMで監督していた際に見た古橋の印象を明かす

 スコットランド1部セルティックには、現在6人の日本人選手が所属している。なかでも現所属選手のなかで、いち早くチームに合流したのはFW古橋亨梧だ。アンジェ・ポステコグルー監督は、古橋を横浜F・マリノスの監督時代から注目していたと、現地メディア「The Scotsman」内で回答している。

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 ポステコグルー監督が最初に獲得した日本人選手である古橋は、2021年夏にヴィッセル神戸から加入して61試合で38得点を記録している。スコットランドリーグは、Jリーグよりもフィジカル面の強さが求められるリーグだが、多くの日本人を呼び込むきっかけとなった古橋が活躍できている理由について、ポステコグルー監督は語っている。

「Jリーグは、簡単なリーグではない。戦うためにとても大きいことが求められるから、Jリーグのほとんどのストライカーは外国人選手だ。だが、私はキョウゴが動きで成功を収め、とても賢いことを知っていた。彼はどこにいればいいか、どうすればコンタクトを避けられるかが分かっている。彼は凄まじいフィニッシャーであり、私はフィジカル面での問題を感じたことはない。彼は横浜FM戦でも、いくつかのゴールを決めていたが、それ以前から彼のことは知っていた。彼ら(神戸)を何度か倒したが、いつもとても良いプレーをしていた」

 そして、「私は、私たちのDFが、彼がプレーしている時に、どれだけ守ることが難しいかを話していたことを覚えている。横浜FMは私たちと同じように、高い最終ラインを設定して、アグレッシブに守備をするチームだった。そして、彼はその動きによって問題を起こせる選手だった」と、古橋のスコットランドでの成功を確信していたことを明かしていた。

 神戸時代には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのパスの受け手として成長と躍進を遂げたアタッカーが、今もなお欧州で進化を続けている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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