「らしさが詰まっていた」 OB槙野智章氏が選んだカタールW杯日本代表の「ベストゴール」は?

槙野智章氏と宮迫博之さんがベストゴールを選出【写真:ロイター】
槙野智章氏と宮迫博之さんがベストゴールを選出【写真:ロイター】

タレント宮迫博之さんのYouTubeチャンネルに出演

 昨年限りで現役を引退した元日本代表DF槙野智章氏が、サッカー経験者であるタレントの宮迫博之さんの公式YouTubeチャンネル「裏迫ですッ!」に出演。現地取材もしたカタール・ワールドカップ(W杯)における森保ジャパンのベストゴールを選出している。

 森保一監督率いる日本代表は、カタールW杯のグループリーグでドイツ代表とスペイン代表の優勝経験国を破り、決勝トーナメントへ進出。1回戦でクロアチア代表にPK戦の末に敗れたが、その戦いぶりは世界から称賛された。

 槙野氏は「ABEMA」の現地解説を務めるなど、日本代表の戦いを間近で見届けた1人。高校時代に名門サッカー部でプレーしていた宮迫さんの公式YouTubeチャンネルに出演し、カタールW杯での日本のベストゴールを問われると、「堂安(律)選手のスペイン戦の1点目」を挙げた。

「『あそこは俺のコースだ』と言ったゴール。過程も含めて日本らしさが詰まっている。前半自分たちが前からプレスに行ったほうがいい。でも、スペインの様子を見ていた。後半、立ち上がりからうしろの選手たちを捨てて、前にプレッシャーをかけていく。でも、伊東純也選手がうしろを捨てて前にプレッシャーをかけに行く。あの時間でその選択をした。前半からあれをやっていたら生まれていない」

 一方の宮迫さんは、ドイツ戦の勝ち越し点となったFW浅野拓磨のゴールを挙げた。

「意味が分からなかった。相手がノイアーで、完全にコースを切っていた。なぜあそこにボールを上げられたのか意味が分からない」

 槙野氏は後日談として、浅野が「あのトラップはもうできん」と語っていたことを明かし、「100回やって1回できるかできないか」と言及。「疲れたパフォーマンス」をしたことでフリーになれたことなど、貴重なエピソードを惜しげもなく披露している。

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