ダービーで躍動の久保建英、「今節の決定的な選手」に選出 断トツの37%獲得「素晴らしいパフォーマンス」
ビルバオとの“バスク・ダービー”で今季3点目をマーク
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間1月14日に行われたラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオとの“バスク・ダービー”で今季3得点目を決めると、後半にはダメ押し点につながるペナルティーキック(PK)奪取など大車輪の活躍で3-1での勝利に貢献した。スペイン紙「マルカ」と世界初のマルチスポーツファンエンゲージメント&リワードアプリ「Socios.com」によるファン投票で、「今節の決定的な選手」に選出されている。
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序盤から試合の主導権を握ったソシエダは、前半25分にFWアレクサンドル・セルロートのゴールで先制。そして同37分には元スペイン代表MFダビド・シルバのパスを前線で受けた久保が相手DFダニエル・ビビアンの股を抜いてボックス内に侵入し、左足のシュートでゴールネットを揺らした。今季3得点目の久保は初ダービーでの得点に感情を爆発させた。
久保はさらに、2-1で迎えた後半15分には裏への抜け出しから、エリア内でファウルを受けてPKを獲得。久保を倒したDFイェライ・アルバレスにはレッドカードが提示されるビッグプレーとなった。このPKはFWミケル・オヤルサバルがきっちりと成功させている。久保の1得点、PK奪取、相手の退場誘発の活躍によってソシエダはリーグ戦4連勝を飾った。
スペイン紙「マルカ」と世界初のマルチスポーツファンエンゲージメント&リワードアプリ「Socios.com」によるファン投票で、ラージョ・バジェカーノのスペイン人FWイシ・パラソン(24%)、スパニョールのスペイン人FWホセル(12%)、カディスのウルグアイ代表FWブライアン・オカンポ(9%)を抑え、久保が37%の票を獲得して「今節の決定的な選手」に選ばれた。
寸評では、「攻撃への移行でほとんどミスを犯さず、ダビド・シルバのパスからチーム2点目を決める素晴らしいパフォーマンスを見せた」と評価を受けている。
この勢いをキープできるか、久保のプレーに引き続き注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)