半年間レンタルで15億円…フェリックスよりも“お買い得な10人”で古橋亨梧&ジョタを英メディア選出

英メディアがフェリックスよりも”お買い得”な選手に古橋とジョタ(右)を選出【写真:Getty Images】
英メディアがフェリックスよりも”お買い得”な選手に古橋とジョタ(右)を選出【写真:Getty Images】

チェルシーは半年間で15.4億円をレンタル料としてアトレティコへ支払い

 イングランド1部チェルシーは、スペイン1部アトレティコ・マドリードからシーズン末までの期限付き移籍でポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを獲得した。半年間のレンタルにもかかわらず、チェルシーは1100万ユーロ(約15億4000万円)をアトレティコに支払うと報じられている。この金額よりも、安価に獲得できる10選手を英メディア「Breaking the Lines」が報じた。

 今よりも選手たちの移籍金が安価だった頃まで振り返ると、元フランス代表FWエリック・カントナが、リーズからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した際は180万ユーロ(2億5000万円)、イングランド1部リバプールはMFシャビ・アロンソを900万ユーロ(約12億6000万円)、MFアンドリュー・ロバートソンを800万ユーロ(約11億2000万円)で獲得している。そのためリストには、この3年間で移籍した若手が挙げられた。

 1位には、フルハムから590万ユーロ(約8億3000万円)で獲得したポルトガル人MFファビオ・カルバーリョ。2位には、ロシア1部ルビン・カザンからジョージア1部ディナモ・バトゥミに800万ユーロで移籍し、その後、1000万ユーロ(約14億円)でイタリア1部ナポリへ移籍したジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアの名前が挙がった。

 その後も、3位にオランダ代表DFオーウェン・ワインダル(アヤックス→AZ、1000万ユーロ=約14億円)、4位にオランダ人DFスフェン・ボットマン(アヤックスU-21→ニューカッスル、800万ユーロ=約11億2000万円)、5位にイングランド人FWイバン・トニー(ビーターバラ→ブレントフォード、560万ユーロ=約7憶8000万円)、6位にベルギー代表FWロイス・オペンダ(クラブ・ブルージュ→ランス、980万ユーロ=約13億7000万円)とリストは続いていく。

 そして、7位と8位に入ったのは、日本代表FW古橋亨梧とポルトガル人FWジョタの2人だった。古橋はヴィッセル神戸からセルティックへ、540万ユーロ(約7億6000万円)で移籍。ジョタもベンフィカから750万ユーロ(約10億5000万円)でセルティックに加入していた。記事では「古橋は現在リーグで15得点を挙げて最多得点者。ジョタは6得点を挙げており、さらに6アシストを記録。セルティックは彼らを数年間は期待できるし、ついにヨーロッパの大会でいいセルティックを見ることができるかもしれない」と、さらなる活躍に大きな期待を込めた。

 なお、その後は9位にイングランド人DFバレンティノ・リブラメント(チェルシー→サウサンプトン、590万ユーロ=約8億3000万円)、10位にフランス人MFミカエル・オリーズ(レディング→クリスタル・パレス、930万ユーロ=約13億円)とリストは続いた。

 こうした選手たちの完全移籍の金額を上回る額で、わずか半年間のレンタル移籍を決断したジョアン・フェリックス。超高額なレンタル額に見合う結果を残すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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