米メディアが長谷部の献身ぶりを称賛 「ケーヒルを沈黙させたハセベがヒーローに」

ケーヒルは「意味あるプレーできなかった」

 3つ目のポイントは、“日本キラー”で知られるFWティム・ケーヒルを抑えた点だ。後半途中から投入されたが、「ケーヒルはほとんど意味のあるプレーをできなかった。90分にはハセベに対して肘を入れてイエローカードをもらうのみだった」。日本が長谷部ら中盤と最終ラインが連携し、ケーヒルを上手く封じたと伝えている。

 多くの時間を耐える状況となった日本だが、長谷部が見せたフォア・ザ・チームの精神は高く評価されている。不動の主将が発揮した不屈の精神力は、今回の予選で苦しむチームを奮い立たせるものとなったのは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi 

 

 

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