欧州王者と南米王者の市場価格差は852億円!? “世界最高額クラブ”撃破の番狂わせなるか

FIFAクラブワールドカップの見どころのひとつは、欧州と南米による覇権争い

 Alibaba E-Auto プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016が12月8日に開幕する。世界6大陸のチャンピオンが集結し、開催国の日本からJリーグ王者も参戦。計7チームで「世界一」の座を懸けて熱戦を繰り広げるなか、見どころのひとつは欧州と南米による覇権争いだ。

 現大会の前身となる『インターコンチネンタルカップ』は1960年に第1回大会が開催され、かつては欧州クラブと南米クラブが“世界一”の称号を懸けて激突。1980年より通称『トヨタカップ』として日本で行われ、2005年以降はFIFAクラブ世界選手権(のちにFIFAクラブワールドカップ)に統合された。

 欧州クラブと南米クラブの優勝数はほぼ五分だ。インターコンチネンタルカップでは、欧州が10回、南米が10回。トヨタカップでは、欧州が13回、南米が12回だった。FIFAクラブワールドカップ以降(2000年第1回大会を含む)、欧州が7回、南米が5回とやや差が開き、近年は3大会連続で欧州クラブが“世界一”に輝いている。

 今大会、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)と南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)が注目を集めるなか、両クラブを“最新推定市場価格”の点で比較すると、その構図はまさに「ビッグクラブvsスモールクラブ」と言っても差し支えない。

 

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