ウイングには”世界No.1ドリブラー”

　3トップの右ウイングに選ばれたのは、バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表FWドウグラス・コスタ。昨季バイエルンへ移籍したばかりだが、その圧倒的なドリブルテクニックを武器に、瞬く間にスター選手への階段を駆け上がった。FWアリエン・ロッベンやFWフランク・リベリーらが在籍するなか、他の追随を許さぬパフォーマンスを発揮し、今や“世界NO.1ドリブラー”との評価を受けることも多い。

　左ウイングには、現在もシャフタールに所属しているブラジル代表FWベルナルジがノミネートされた。スピードとテクニックを備えたアタッカーで、2014年ブラジル・ワールドカップのメンバーにも選出されている。24歳という若さから、今後ビッグクラブが獲得に乗り出す可能性の高い“未来のスター候補”だ。

　センターフォワードに入ったのは、江蘇蘇寧のFWアレックス・テイシェイラ。今冬に、リバプールやチェルシーが獲得に本腰を入れていたなか、当時のアジア市場最高額となる移籍金5000万ユーロ（約65億円）で中国へと渡った。

　ベストイレブンは以下の通り。

GK

アンドリー・ペトロフ (ウクライナ代表 / シャフタール)

DF

ダリヨ・スルナ (元クロアチア代表 / シャフタール)

オレクサンドル・クチェル (ウクライナ代表 / シャフタール)

ヤロスラフ・ラキツキー (ウクライナ代表 / シャフタール)

ラズヴァン・ラツ (ルーマニア代表 / ラージョ・バジェカーノ)

MF

フェルナンジーニョ (ブラジル代表 / マンチェスター・C)

ウィリアン (ブラジル代表 / チェルシー)

ヘンリク・ムヒタリアン (アルメリア代表 / マンチェスター・U)

FW

ドウグラス・コスタ (ブラジル代表 / バイエルン)

ベルナルジ (ブラジル代表 / シャフタール)

アレックス・テイシェイラ (江蘇蘇寧)

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images