欧州組をよく知る豪州代表FWが日本を警戒 「技術的に素晴らしい」とクオリティーの高さを称賛

レバークーゼンのクルーズが打倒日本へ自信を見せる

 オーストラリア代表FWロビー・クルーズ(レバークーゼン)が、11日に控えるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節の日本戦を、予選の鍵を握る一戦と位置づけている。日本を「ファンタスティック」「素晴らしい技術」と評価しながらも、「僕らは勝ち点3を手にすることができる」と打倒日本へ自信を見せている。オーストラリア紙「ヘラルド・サン」が報じた。

 最終予選3試合を消化し、オーストラリアは2勝1分でサウジアラビアと並ぶが得失点差の関係で首位に立っている。日本は初戦のUAE戦を落とし2勝1敗で4位と出遅れたが、クルーズはホームでの日本戦を大一番と捉え、プレッシャーも感じているようだ。「日本戦は非常に大きな試合だ。勝利を手にできれば、ほっと一息つくことができるだろうね」と、この試合での1勝が持つ意味の大きさを語った。

 クルーズは「本当にタイトなゲームだが、僕らはすでに2つのタフなアウェーゲームを戦ってきた。アジアを勝ち抜くために簡単な予選はない」と油断を微塵も感じさせていない。

 現在レバークーゼンでプレーするクルーズ。今季はいまだリーグ戦出場はゼロだが、過去にはフォルトゥナ・デュッセルドルフで2012−13シーズンにFW大前元紀(清水エスパルス)と同僚で、MF香川真司(ドルトムント)やMF長谷部誠(フランクフルト)らドイツでプレーする日本人選手のことはよく知っているという。日本のことを絶賛しながらも、オーストラリアが勝利をできると自信満々のコメントも残している。

 

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