ヴァーディを襲うスター選手の宿命 「普通の生活を送れない」と私生活での苦悩を吐露

昨季ブレイクして一躍人気者に… 「朝の3時にドアベルが鳴るんだ」

 レスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが、私生活での苦悩を明かしている。サポーターから絶大な人気を誇るストライカーは、レスター近郊のメルトン・モウブレイにある自宅に午前3時までファンが押しかけるまでとなり、「普通の生活を送ることが難しい」と引っ越しを希望しているという。英誌「タイムズ・マガジン」のインタビューで明かしたもの。

 昨季、プレミアリーグ新記録となる11試合連続得点を達成するなど、シーズン24得点を挙げ、奇跡のリーグ初制覇に大きく貢献したヴァーディ。レスターのみならず、イングランドを代表する人気選手となっただけに、もはやプライベートな生活はあってないような状況になってしまったようだ。

「今は普通の生活を送ることができていない。朝の3時にドアベルが鳴るんだ。子どもたちを地元の遊び場に連れて行くこともできない。ファンに囲まれてしまうからね。できるだけ子どもたちには普通の生活を送らせてあげたいけど、2分おきに人が来ては、写真やサインを求めてくる。これでは難しい」

 熱烈な人気ぶりは、妻レベッカさんや娘ら家族の生活にも大きな影響を及ぼしており、私生活に悪影響が及ぶことから引っ越しを希望しているという。スター選手の宿命とはいえ、ピッチ外で大きなストレスを抱えているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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