ミランがアトレチコ主将でウルグアイ代表DFの強奪画策! チャイナマネー35億円を投入か

ゴディン獲得に成功すれば、セリエA屈指のセンターバックコンビ誕生も

 ACミランが中国企業への身売りによって得たチャイナマネーを活用し、世界トップクラスのストッパー獲得を画策していることが明らかになった。アトレチコ・マドリードのキャプテンでウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンを移籍金3000万ユーロ(約35億円)で獲得しようと動き出しているようだ。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 アトレチコはスピード、高さ、足元のテクニックと三拍子を揃えるゴディンに対するオファーを断り続けてきたが、チャイナマネーで勢い付くミランが獲得に乗り出した。中国人オーナーはゴディンの獲得を「悲願」とし、2018年6月に契約満了となるゴディンに35億円の移籍金を投じて獲得しようと画策しているという。

 ミランはレアル・マドリードのポルトガル代表DFペペも獲得ターゲットに挙げているとされるが、センターバックの実力者獲得こそがヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の要求でもあった。若きセンターバック、アレッシオ・ロマニョーリのパートナー役として、今季開幕前にはビジャレアルのアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ獲得に乗り出したが、資金の目処が立たずに断念している。

 これまで移籍金の安い“訳あり補強路線”を突き進んできたミランだが、ゴディン獲得に成功すれば、セリエA屈指のセンターバックコンビが誕生する。果たしてモンテッラ監督のトップレベルのストッパー獲得という願いは実現するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング