今季バルセロナの秘密兵器は「iPad」 エンリケ監督も「ビックリするくらい機能している」

iPadを駆使したセットプレーで優位に立つバルサ 今季総得点の約20%を奪う

 2年連続国内2冠を達成したバルセロナの秘密兵器は、新加入選手ではなくiPadだった――。攻撃的なサッカーで知られるバルサは、ピッチ上の選手だけでなくコーチ陣もiPadを駆使してセットプレーで優位に立っていると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 現在エースFWリオネル・メッシが負傷離脱中のバルサは、「MSNトリオ」の一角であるFWルイス・スアレスとFWネイマールの決定力に加え、MFアンドレス・イニエスタのゲームメイク能力で手堅く勝ち点3を拾っている。

 またMFセルヒオ・ブスケツらお馴染みのメンバーに加え、今季はMFアンドレ・ゴメス、DFサムエル・ウムティティら20代前半の新戦力を多く獲得しているなかで、密かに存在感を放っているのはiPadだという。

 バルサの真骨頂と言えばポゼッションスタイルだが、同紙調べのデータによると、今季総得点の約20%をセットプレーから奪っている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦セルティック戦(○7-0)のL・スアレスのヘディング弾、リーガ第5節アトレチコ・マドリード戦(△1-1)で決めたMFイバン・ラキティッチのゴール、CL第2戦ボルシアMG戦(○2-1)のDFジェラール・ピケの決勝弾は、それぞれセットプレーから生まれている。

 

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