日本代表の名ボランチも不名誉な選出… 英紙が選ぶアーセナルの「ベンゲル史上最悪イレブン」 

稲本は「純粋に商業上の理由で契約」と酷評

 MFで最初に登場するのは、元ポルトガルU-21代表のアマウリ・ビショフ。08-09シーズンにブレーメンから加わった男の補強は、ベンゲル監督にとって「ギャンブル」と呼ばれた。アーセナルでのリーグ戦出場はわずか1試合。「無名のポルトガル人ウインガーの加入は驚きだったが、移籍に驚きはなかった」と指摘されている。

 FWも兼務する元ブラジル代表ジュリオ・バチスタは、中盤で不名誉なノミネートとなった。「ビースト(野獣)」の異名を持つ肉体派は06-07年にレアル・マドリードからアーセナルに期限付き移籍し、リーグ戦24試合3得点。寸評では「レアル・マドリードの男は巨大な期待感と共にやって来たが、期待は大コケした」と切り捨てられている。

 そして、元日本代表で、現在J2札幌でプレーするMF稲本潤一が屈辱の選出となった。G大阪から期限付き移籍で加入した日本サッカー史上屈指の名ボランチは、01-02シーズンのリーグ戦で出番なし。翌シーズンにフルハムへ移籍した。

 「彼が十分な才能を持ち合わせているからではなく、純粋に商業上の理由で契約したようだった」と、記事ではマーケティング目当ての補強だったと酷評されている。ザンクトパウリFW宮市亮、そして現在アーセナルからシュツットガルトに期限付き移籍で加入した浅野拓磨も在籍したが、まだ日本人はイングランドの名門でインパクトを残せていない。

 

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