晩節汚したアラダイス 在任わずか67日も契約ボーナスなどで約6億円をゲット

英紙のおとり取材で明らかとなった、61歳イングランド代表前監督の悪事

 イングランドサッカー協会(FA)は、英メディアによるおとり取材によってスキャンダルが発覚していたサム・アラダイス監督を、双方合意の下で契約解除しでたと正式に発表した。

 在任期間わずか67日で契約解除となったが、FAからはすでに契約ボーナスと年俸350万ポンド(約4億6000万円)をゲット。さらに手切れ金として、100万ポンド(約1億3000万円)を手にしたことが分かった。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。

 ボルトン時代に中田英寿氏を指導し、ニューカッスル、ブラックバーン、ウェストハム、サンダーランドとプレミアリーグの中堅クラブの監督を歴任してきた61歳の老将は、晩節を汚してしまった。今回の問題はFIFAなどが禁止している「第三者による選手の保有」規定を回避する指南役として、アラダイス監督が40万ポンド(約5400万円)の契約を結んだことが、英紙「テレグラフ」によるおとり取材で発覚したことが発端となった。

 

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