セスクやイスコでは満足できない! ミランが113億円の“中国マネー”で世界トップ20の大物獲りへ

今冬の移籍市場から、名門を買収した中国企業グループが資金を投入

 日本代表MF本田圭佑が所属するACミランの株式を取得した中国企業グループは、ミラン復活に向けて大きな野望を燃やしている。イタリア紙「ラ・レプブリカ」は、巨額の軍資金が到着する冬の移籍市場で、ミランが世界トップ20に入る選手を獲得する方針であると報じている。

 ミランは夏の移籍市場では正式な売却手続きが間に合わず、格安補強に終始した。獲得リストの筆頭に来るのが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がジェノアからレンタルバックを熱望したFWスソという寂しい状況で、イタリアメディアからは移籍期間終了後に「アドリアーノ・ガリアーニCEOは、もっとマシな予算の使い方をできないのか」とまで酷評された。

 しかし、冬の移籍市場に向けては資金調達の問題が解決し、積極的な姿勢を見せていると報じられている。現在のところ、チェルシーのMFセスク・ファブレガスとレアル・マドリードのMFイスコがメインターゲットと報じられているが、同紙は「中国人グループはその2人では満足できない。世界のトップ20に入る選手を求めている。ヨーロッパのカップ戦に出ないにもかかわらず」と、皮肉交じりにその方針をレポートしている。

 

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