鎌田大地、モウリーニョの関心は“リップサービス”ではない? ローマが獲得検討と伊紙報道

フランクフルトの日本代表MF鎌田大地【写真:ロイター】
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地【写真:ロイター】

モウリーニョ監督が鎌田の名前を出したことも話題に

 ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、来夏で契約満了を迎えることもあり、多くのクラブが動向を注視している。そのなかでイタリア1部ローマが関心を持っていると、イタリア紙が報じている。

 鎌田は今季フランクフルトで公式戦12得点4アシストを記録し、好調を維持。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも日本人初の3試合連続得点でグループステージ突破に貢献しており、欧州にその名を轟かせている。

 これまでにもイングランド1部トッテナムやエバートン、スペイン1部セビージャなどの名前が取り沙汰されてきたが、今回興味を持っているとされたのが名将ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマだ。

 ローマは現在、ジャパンツアーの真っただ中。練習後の取材ではファンサービス込みで鎌田への“ラブコール”を送っていたが、ローマの日刊紙「イル・ロマニスタ」によると単なるリップサービスではないという。「モウリーニョが鎌田に照準」と題した記事で、次のように報じている。

「鎌田大地は、ローマの中盤補強におけるオプションの一つだ。ファーストターゲットである(イタリア代表MFダビデ・)フラッテシ(サッスオーロ)の代替選手ではなく、未来に向けた新たな補強候補となる。26歳の日本人は来年の6月に契約切れを迎え、契約延長がなければ3000~4000万ユーロ(約43~58億円)の市場価値のある選手を無料で獲得できるということだ」

 同紙はローマがオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの負傷後により、元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(インテル)の穴が埋められていないと指摘。「鎌田には穴を埋めるだけのキャラクターがある」と評価していた。

 現在は日本代表の一員としてカタール・ワールドカップ(W杯)で奮闘する鎌田。契約延長の可能性も含め、大会後には様々な動きがありそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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