セビージャが今季リーグ戦初黒星 伊代表GKの愚かな“肘打ち退場”に非難殺到

「長い時間をかけて代償を支払うことに」

「彼のような経験豊富な選手が、イライラを表現して良い方法では絶対にありえない。こんな形でPKを与えることはあってはならないことだ。彼は、その考えのあまりにも足りないジェスチャーに対して、長い時間をかけて代償を支払わなければならない」

 シリグは昨季パリ・サンジェルマンでレギュラーポジションを失いながらも、その実力が評価されて欧州選手権ではイタリア代表入りを果たした。そして、出場機会を求めて今夏セビージャに期限付き移籍を果たしたが、GKセルヒオ・リコとのレギュラー争いでは多少の後れを取っている。イタリア語で“救世主”の意味であるサルバトーレの名を持つシリグだが、現状ではその名にふさわしいプレーを披露できていない。

 そうしたなかで得た今季リーグ戦での二度目の先発出場のチャンスだったが、自らの首を絞めるような行為でチームに大きな迷惑をかけてしまった。シリグにとっては、厳しい時期がこれからも続きそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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