悪童バロテッリがイタリア代表に帰ってくる!? W杯予選の予備登録メンバー入りへ

ニース加入後リーグ戦で4得点と復活の兆し

 フランスリーグのニースへ移籍し、2試合で4ゴールと復活の兆しを見せている“悪童”ことFWマリオ・バロテッリが、イタリア代表復帰への道を切り開こうとしている。イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」が、バロテッリがイタリア代表メンバーに予備登録されたと報じている。

 イタリア代表は10月7日にホームでスペイン代表、11日にアウェーでマケドニア代表とワールドカップ(W杯)予選の2試合を戦う。そのゲームに向け、イタリア代表のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督はバロテッリの招集を考慮に入れ、予備登録をイタリアサッカー連盟(FIGC)に要請したという。

 あくまでも、「これは最終的なメンバー入りを決定づけるものではない」とレポートされているものの、一昨季はリバプール、昨季はACミランでリーグ戦それぞれ1ゴールと極度の不振に陥り、今年の欧州選手権(EURO)での代表メンバー入りに関しては当時のアントニオ・コンテ監督(現チェルシー監督)から「そんな無駄な選手の話はしたくない」と一刀両断された状態からは、確実に復活へと近づいている。

 今季、移籍市場の閉幕間際にニース入りが決まったバロテッリは、リーグ戦ではマルセイユとモナコという強豪と激突するカード2試合に登場。それぞれのゲームで2得点ずつを挙げ、4ゴールと復活の兆しを見せている。2012年EUROと14年ブラジルW杯でイタリア代表のエースを務めた悪童が、アズーリに返り咲く瞬間が近づいている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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