冨安健洋、怪我の状態に多くを語らず 「問題ないです」と強調も…初日のランニング回避

日本代表DF冨安健洋【写真:Getty Images】
日本代表DF冨安健洋【写真:Getty Images】

ELチューリッヒ戦で負傷、日本代表へ合流もチーム練習とは別メニュー調整

 イングランド1部アーセナルに所属するDF冨安健洋は、11月13日のトレーニングからカタール・ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進める森保ジャパンに合流した。負傷の影響もあり、冒頭のランニングから別メニュー。ピッチを1周ウォーキングしたあとは、バイクを漕ぎ、ストレッチをするなどの調整にとどめた。

 3日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のチューリッヒ戦で負傷していた冨安について、所属するアーセナルはクラブの公式HPで、「大会に参加できるはず」と発表していた。だが、同じく負傷離脱中のMF田中碧(デュッセルドルフ)が軽いランニングをしたのに対し、合流初日は全く走らなかったことからも、楽観的になれる状況ではないように見られた。

 練習後のミックスゾーンで、足の状態について聞かれた冨安は、「問題ないですし、大丈夫だと思っています」と回答。負傷した際には、大きな怪我を予感させるリアクションを見せていたが、「想像しているよりも、軽い怪我だった?」という問いにも「そうですね。はい」とのみ答え、ドイツ戦に向けても「問題ないです」と言い、練習合流のタイミングについても「それは状況を見てという感じですね」と、あまり多くを語ることはなかった。

 プレミアリーグで首位に立つアーセナルのレギュラー候補であり、日本代表の最終ラインにも不可欠な存在だけに、ここからの回復を祈るばかりだ。

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