闘莉王、日本代表に忖度なしの言葉を発信し続ける理由「白黒はっきりが自分のポリシー」 W杯本番へ注文「もっと自分の素を出して」

日本代表の発信力について言及「みんなもっと個を出してもらいたい」

 現役時代も本音で語るスタイルだった闘莉王だが、現在の日本代表には発信力という部分で物足りなさを感じているという。

「監督や選手の発言を聞いていると、もどかしい気持ちになる。日本のサッカー人気や代表の現状を考えた時、プレーもそうですが、サポーターが見てくれている試合後のインタビューや会見でも、みんなもっと個を出してもらいたい。まるでロボットのようなお決まりの発言が多い印象がある。もっと自分の素を出していけば、みんなもっともっと応援したくなる。本田(圭佑)が面白かったのはそういうところ。カタールW杯でのみんなの発信力の向上にも期待したい」

 こう語った闘莉王氏はYouTubeでの発信、テレビ解説に加え、今月からプライベートコミュニティ「闘莉王TVプロジェクト」をスタート。11月27日には東京・渋谷区で日本代表対コスタリカ戦の生観戦イベントなど、さまざまなプロジェクトを開催することが決まっている。W杯でもNGゼロの闘将節に注目が集まっている。

[プロフィール]
田中マルクス闘莉王(たなか マルクス・トゥーリオ)/1981年4月24日、ブラジル・サンパウロ州生まれ。サンフレッチェ広島―水戸ホーリーホック―浦和レッズ―名古屋グランパス―京都サンガF.C.。Jリーグ通算529試合104得点。日本代表通算43試合8得点。浦和と名古屋でチーム初のリーグ優勝に貢献し2006年JリーグMVPを受賞。03年に日本国籍を取得し、04年アテネ五輪に出場。10年南アフリカW杯で日本代表の16強進出に貢献。19年シーズンで現役引退後、YouTubeチャンネル「闘莉王TV」が話題に。22年11月にオンラインコミュニティ「闘莉王TVプロジェクト」をローンチ。同月27日、東京・渋谷にて日本代表対コスタリカ代表戦で視聴イベント開催決定。

オンラインコミュニティ「闘莉王TVプロジェクト」

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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