マンU黄金期を知るOBがモウリーニョ采配を一刀両断 ベルギー代表MFの実力不足を指摘

舌鋒鋭いスコールズ氏がフェライニの先発起用に疑問符

 マンチェスター・ユナイテッドは18日のプレミアリーグ第5節、敵地でのワトフォード戦に1-3で敗れた。公式戦3連敗と苦しむチームの現状について、ユナイテッドOBのポール・スコールズ氏はジョゼ・モウリーニョ体制で不動の地位を築くベルギー代表MFマルアン・フェライニの力不足を指摘。代役を指名するなど、選手選考に疑問符をつけている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 英衛星放送局「BTスポーツ」で解説を務めるスコールズ氏は、歯に衣着せぬストレートな物言いで知られる。ワトフォードに1-3で敗れ、公式戦3連敗となったモウ・ユナイテッドのなかで、ポール・ポグバと中盤センターでコンビを組むフェライニを標的に定めた。選手として一定の評価を与えているものの、“赤い悪魔”にはふさわしくないと一刀両断した。

「今日のフェライニは問題なかったと思う。彼は仕事をした。しかし、マンチェスター・ユナイテッドは、より良いものが求められる。試合を止めることができる誰かが必要だ。対戦相手を止め、試合をコントロールでき、自ら前に出て、前線へパスを送れる選手だ」

 現役時代にプレミアリーグ優勝11回、UEFAチャンピオンズリーグも2度制するなど栄光時代を知る司令塔の要求は高かった。同氏はフットボール史上最高額で獲得したポグバを輝かせるためには、相棒として「試合をコントロールできる司令塔タイプ」を獲得すべきと主張していた。

 

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