3試合ぶりに先発出場の清武が先制点アシスト! セビージャは数的優位になるも1-1ドロー

セビージャは数的優位の状況を生かせず

 前半終了間際には、ガンソのスルーパスで裏に抜け出したMFコレアをエイバルのGKヨエルが足を引っかけてしまい、一発退場を命じられた。これでセビージャは数的優位の状況で戦うことになった。

 ハーフタイムにMFビトロを投入し、2人目の選手交代を施したサンパオリ監督だったが、後半開始2分に今度はDFカリッソが負傷交代し、3人目のカードを使い切ることに。結果的に、この時点で清武はフル出場が確定した。しかし、パス回しが安定しないセビージャは同18分にパスミスから右サイドを崩され、最後はMFペドロ・レオンに3試合連続ゴールを決められて1-1の同点とされてしまう。

 後半42分にはエイバルのMFダニ・ガルシアがビエットに悪質なタックルを見舞い、この日2枚目のレッドカード。2人多くなったセビージャだが最後まで決勝点を奪えず、1-1のまま引き分けで試合を終えた

  それでも最新節、ドルトムントMF香川真司は途中出場で無得点、レスターFW岡崎慎司も出番なしと代表組に逆風が吹くなか、清武は意地を見せた。次節は20日、同都市の宿敵ベティスとの“情熱のアンダルシア・ダービー”が待ち構える。勝利こそすべての一戦に向けて清武はアピールに成功した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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