3試合ぶりに先発出場の清武が先制点アシスト! セビージャは数的優位になるも1-1ドロー

悪い流れを一変させた清武 ドリブルで持ち込み狙いすましたスルーパスでお膳立て

 日本代表MF清武弘嗣はリーガ・エスパニョーラ第4節エイバル戦に3試合ぶりとなるスタメンでフル出場を果たし、先制点をアシスト。試合は1-1と引き分けたものの、レギュラーの座を確固たるものにするために目に見える結果を残した。

 清武は前節ラス・パルマス戦、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節ユベントス戦と2試合連続で出番が回ってこなかったが、この日はスタメンに名を連ね、4-3-3システムの右インサイドハーフでキックオフの時を迎えた。一方でセレッソ大阪時代の盟友だった乾はメンバー外となり、リーガ史上初の日本人対決は実現しなかった。

 試合は序盤からエイバルがアグレッシブな攻めを見せるなかで、セビージャはDFラミが前半14分に負傷交代するアクシデントに襲われた。その後もセビージャは後方のビルドアップミスをシュートに持ち込まれるなど、危険なシーンが続く。

  セビージャにとって悪い流れを一変させたのは清武だった。同27分、MFクラネビッテルのパスカットからパスを受けると、清武はドリブルで中央から持ち込んで狙いすましたスルーパスを前方に通す。このボールを受けたFWビエットが落ち着いてゴールネットを揺らした。清武が自身の存在価値を示すアシストによって、セビージャが1-0と先制に成功した。

 

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