元湘南のブラジル人GKが大出世! W杯南米予選に挑むセレソンに初招集

元Jリーガーの「アレックス・サンターナ」がブラジル代表に名を連ねる

 ブラジルサッカー連盟(CBF)はロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選に向けた代表メンバー24名を発表。ACミラン復帰の噂が報じられた元主将のDFチアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)が2015年のコパ・アメリカ以来の代表復帰となった。さらに、2013年シーズンにJ1湘南ベルマーレでプレーしたフラメンゴGKアレックス・ムラーリャ(Jリーグでの登録名はアレックス・サンターナ)が初招集されている。

 成績不振により6月にドゥンガ前監督が解任されたブラジル代表だが、後任のチッチ監督は初陣となった9月1日のエクアドル戦(3-0)、続く6日のコロンビア戦(2-1)に連勝。W杯予選では8試合を終えて4勝3分1敗の勝点15でウルグアイに次ぐ2位につけている。

 そして次なる戦いに向けたメンバーには、エースのFWネイマール(バルセロナ)やDFダニエウ・アウベス(ユベントス)などの主力が順当に選ばれたほか、元主将のシウバや、チェルシーのMFオスカルも復帰を果たしている。

 そのなかで、Jリーグ出身選手が初のセレソン入りとなった。現在フラメンゴでプレーするGKアレックス・ムラーリャは、13年シーズンの途中に湘南に加入すると、すぐさまレギュラーに定着し、Jリーグで12試合に出場。元日本代表FW大久保嘉人(川崎)と対峙したPKで個性的な“ダンス”を披露して失敗を誘発するなど、印象的なプレーで記憶しているサッカーファンも多いかもしれない。

 

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