久保建英の豪快ミドル弾取り消し 後半ゴールも再び取り消しのソシエダが0-1惜敗…公式戦連勝8でストップ
バジャドリード戦で久保が7戦連続スタメン、ネットを揺らすも直前にファウル判定
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間10月22日のラ・リーガ第11節でバジャドリードと敵地で対戦。日本代表MF久保建英はリーグ戦7試合連続のスタメン出場となったなか、前半間際に久保が豪快なミドルシュートでネットを揺らすもゴールが取り消されるシーンもあり、0-1で敗れて公式戦の連勝が8でストップした。
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久保は2トップの一角で起用され、FWカルロス・フェルナンデスと前線でコンビを組んだ。前半11分に相手MFモンチュが入れたクロスがそのままゴールに吸い込まれてバジャドリードが先制したかと思われたが、直前のプレーでMFブライス・メンデスに対する相手MFオスカル・プラノのファウルがあったとしてゴールは取り消しとなった。
命拾いした形のソシエダだったが直後の前半16分、1本のパスで抜け出したバジャドリードFWセルヒオ・レオンにシュートを叩き込まれ、先制点を献上してしまう。
反撃に出るソシエダは前半45分、ボール奪取からカウンターを発動。相手エリア前でパスを受けた久保がワンフェイントから左足を振り抜き、豪快にネットを揺らした。久保の今季3ゴール目かと思われた直後、主審がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)と交信し、オンフィールドレビューでゴール前の接触プレーをチェックすると、直前の場面で味方のファウルがあったとして、久保のゴールは惜しくも取り消された。
ハーフタイムにMFダビド・シルバを下げてMFロベルト・ナバーロを投入したソシエダだったが、思うように崩し切れないまま時間が経過。次々メンバーを入れ替え、久保も後半29分にピッチを退く。後半38分にソシエダが巧みなパスワークから崩し、MFマルティン・スビメンディがネットを揺らす。しかし、直後に再びVARが介入し、オフサイド判定でゴールは取り消された。
結局、ソシエダは0-1で敗れ、9月11日の第5節ヘタフェ戦(1-2)以来となる黒星で今季3敗目。今季初の無得点に終わり、公式戦8連勝、リーグ戦5連勝でストップした。