「今シーズンの旗手は突出」と、スコットランド2年目のパフォーマンスを評価

　スコットランド1部セルティックは、現地時間10月19日に行われたスコティッシュカップ準々決勝のマザーウェル戦に4-0で勝利し、準決勝進出を決めた。この試合に先発出場した日本代表MF旗手怜央はチーム3点目を挙げ、多くのチャンスも演出。スコットランドメディア「Football Scotland」では、2ゴール1アシストのイスラエル代表MFリエル・アバダと並び、チームトップの「8点」評価が付けられている。

　開始早々に日本代表FW古橋亨梧の決定機を演出するなど、チャンスメイクをこなした旗手は、2点をリードした後半15分に勝利を決定づけるゴールを決めた。右サイドの深い位置からのアバダの折り返しを受けた旗手は、狭いスペースの中でボールを持つと、GKを外して左足でゴールネットを揺らした。

　記事では、「旗手の名人芸」という見出しを打ち、「24歳は素晴らしい選手であり、見ることに喜びを感じる選手だ。昨シーズンの終盤にかけては最高の状態ではなかったが、困難の時期には相応の背景があった。今シーズンの旗手は突出しており、スコットランドで最高の選手だ。とても賢い日本代表選手であり、カラム・マクレガー不在時に存在感を出した。卓越したスキルでセルティックの3点目を挙げた」と、評価した。

　セルティックでの2シーズン目を迎え、存在感をどんどん高めている旗手。この先もチームを勝利に導くパフォーマンスが期待される。