ソシエダ久保が“ダイブ”推奨? 相棒セルロートへのアドバイス「奇妙」「不思議な瞬間」と現地メディア注目

ソシエダの日本代表MF久保所属【写真:Getty Images】
ソシエダの日本代表MF久保所属【写真:Getty Images】

ビジャレアル戦後、判定への不服を示すノルウェー人FWへのアドバイスシーンが話題

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、ラ・リーガ第8節ビジャレアル戦(1-0)に先発出場。絶妙クロスでチャンスを演出しかけるなど存在感を示したなか、試合後、ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートへアドバイスを送ったワンシーンに現地メディアは「奇妙」「不思議な瞬間」と注目している。

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 一昨季に所属した古巣ビジャレアルとの一戦で、久保は2トップの一角でスタメン出場を果たした。ゴールには絡めなかったものの、後半6分には見せ場を作る。左サイドでマッチアップした相手を鋭いタッチでかわし、左クロスを供給。中央のMFダビド・シルバ、セルロートへはわずかに合わなかったが、相手に脅威を与えたシーンだった。

 後半42分まで攻守に奮闘した久保のプレーぶりは、現地メディアでも称えられたなか、スペイン紙「El Diario Vasco」は「久保からセルロートへのアドバイス『次はダイブだ』」との見出しで、試合後のワンシーンに注目。記事では主審の判定に納得がいかなかったセルロートへあるジェスチャーをする瞬間の詳細が伝えられている。

「El Diario Vasco」紙によると、セルロートはビジャレアルDFパウ・トーレスとの競り合いシーンで接触されたものの、ファウルを取られなかったことに不満を覚え、試合後、レフェリーに近づきジャッジへの説明を求めたようだ。そこへ登場したのが久保で、セルロートに対しダイブを勧めるようなジェスチャー姿が、スペインテレビ局「モビスター・プラス」の番組「エル・テルセール・ティエンポ」に捉えられていた。

 今季ソシエダ加入後、前線で相性の良さを見せつけている久保とセルロート。ノルウェー人FWの不満げな様子が気掛かりだったのか、久保が送ったアドバイスは図らずも、現地メディアで取り上げられる形となり「奇妙なアドバイスだった」と指摘。ずる賢さとは無縁な印象があるからか、「日本人選手がソルロートに『次は地面に伏せろ』とアドバイスし、審判がPKを宣告したであろうことを示唆する不思議な瞬間だった」とも綴られていた。

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