“闘将”C・ロナウド再び… レアルが今季の第4キャプテンにエースを指名

アルベロア退団で空席となったリーダー役としてCR7に白羽の矢

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、名実ともに“白い巨人”を引っ張ることになりそうだ。昨シーズン見せた大活躍ぶりにレアルも信頼をさらに厚くし、キャプテンとしての立場が与えられると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 ロナウドは昨季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で16得点とゴールマシンぶりを発揮し、クラブの2年ぶり11度目となるビッグイヤー獲得の原動力となった。その後の欧州選手権(EURO)ではポルトガル代表を優勝に導き、現時点で今年のバロンドール受賞は確定的とまで伝えられているが、クラブは31歳となったロナウドに敬意を表してキャプテンの役割も与えようとしている。

 レアルは昨季までスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ポルトガル代表DFペペ、ブラジル代表DFマルセロ、元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアの4人体制でチームを引っ張ってきたが、アルベロアが昨季限りで退団し、ウェストハムへと移籍した。そのため第4キャプテンを必要としており、ロナウドに白羽の矢を立てたところ本人が快諾したという。

 “キャプテン・ロナウド”として語り草になっているのは、EURO決勝フランス戦での一幕だ。試合開始早々に相手MFディミトリ・パイェとの接触プレーによって左ひざを負傷すると、前半25分に痛みに耐えかねて自ら途中交代を要求。号泣しながらピッチを去った。

 

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