天皇杯ベスト4鹿島×甲府、審判団の無線システム交換の珍事で約6分間の中断

審判団の無線システムに不具合が起き約6分間中断(写真はイメージです)【写真:高橋 学】
審判団の無線システムに不具合が起き約6分間中断(写真はイメージです)【写真:高橋 学】

主審、副審、第4審判も入って確認

 天皇杯準決勝が10月5日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでの鹿島アントラーズとヴァンフォーレ甲府の一戦で、審判団の無線システムに不具合が起きて交換する珍事が起きた。

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 初の準決勝進出となったJ2の甲府は3回戦で北海道コンサドーレ札幌、4回戦でサガン鳥栖、準々決勝でアビスパ福岡とJ1勢を相手に3連勝で勝ち上がってきた。一方の鹿島は“常勝軍団”とも呼ばれるがここ5シーズンはタイトルがなく、シーズン途中で就任した岩政大樹監督の下で6シーズンぶりのタイトルを狙う。

 その前半10分少し前、福島孝一郎主審がピッチ手前側の副審に呼ばれ、審判団をつなぐ無線システムの不具合により交換作業。第四審判の井上知大氏もピッチ内に入って確認を行った。

 一度は交換作業が完了したかに思えたものの、再び不具合が分かり審判員4人が集まって協議。さらに確認がされたうえで問題が解決し、約6分間の中断で再開した。このゲームではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)も導入されているゲームであり、無線システムは必須。風雨の強い状況下で安定した環境が望まれる。

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