モウリーニョの逆鱗に触れたムヒタリアン ダービーでの失態で“43億円MF”がベンチ降格へ

「パフォーマンスのみで判断する」と語る指揮官が、次戦での先発落ちを断言

 マンチェスター・ユナイテッドのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンは、10日に行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチで先発出場を果たしたが、不発に終わった。MFジェシー・リンガードとともに前半のみで交代となった今夏の目玉補強の一人は、激怒したジョゼ・モウリーニョ監督によって15日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)初戦の敵地フェイエノールト戦でベンチに降格される可能性が高まっている。英地元紙「ザ・サン」が、「ダービーの愚か者は降格せよ ジョゼ・モウリーニョはダービーの失敗作、ヘンリク・ムヒタリアンとジェシー・リンガードをフェイエノールト戦でクビに」と報じている。

 本拠地で行われたシティとのダービーマッチで今季初先発となったムヒタリアンとリンガードは、低調なパフォーマンスに終始した。特に昨季ドルトムントで公式戦23得点32アシストの活躍を見せたムヒタリアンは、契約期間が残り1年の段階では異例の3800万ユーロ(約43億円)の高額移籍金で引き抜いた目玉補強の一人だったが、大一番でチームの足を引っ張った。

 試合後、モウリーニョ監督はブンデスのアシスト王について試合後、「精神的に通常のレベル以下」「使うべきではなかった」などと一刀両断にしていた。そして、いきなり非情な大ナタを振るうことを決めたようだ。

 ポルトガル人指揮官は「パフォーマンスこそが決定的な要素となる。私はパフォーマンスのみで判断する。もしも、彼らがフェイエノールト戦で出場するかと聞かれれば、ノーだ」と断言。43億円の男をベンチに送り返す方針を明かしている。

 

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