“足裏タックル”で一発レッドの伊東純也に神童ムバッペ以来の珍記録 1試合で得点、アシスト、退場を経験
後半9分に勝ち越しゴールを挙げたのも束の間、その2分後に足裏タックルで退場
フランス1部スタッド・ランスは10月2日、リーグ・アン第9節でトロワと対戦。日本代表MF伊東純也は1得点1アシストと攻撃を牽引したなか、後半11分に上げた右足裏が相手の膝に入って一発退場となってしまった。データ分析会社「オプタ」によれば、2006-07シーズン以降で、1試合において得点、アシスト、退場を記録したのは5人目だという。
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9月の日本代表活動に参加していた伊東は、チーム合流後初戦となったトロワ戦で2トップの一角として先発出場。いきなり見せ場を作る。
前半13分、ペナルティーエリア付近でダイアゴナルな動きでボールを引き出すと、右サイドから中央へクロスを供給。これにイングランド人FWフォラリン・バログンが反応して押し込み、伊東は先制ゴールをアシストした。
伊東は前半39分、敵陣右サイドからゴール前にクロス。ファーサイドでフランス人DFアンドリュー・グラヴィヨンがフリーでヘッドもネットを揺らせず。それでも、スタッド・ランスは1点のリードを保って前半を折り返した。
スタッド・ランスは後半6分、GKイェフヴァン・ディウフが右サイドからのバックパスを処理ミスして失点を喫し、同点に追い付かれた。その2分後、ゴール前で浮き球に右足を伸ばすも届かなかった伊東だが、直後に右サイドからのクロスをワンバウンドで合わせ、今季3点目で勝ち越しゴール。しかし、喜びも束の間、同11分にボールを追ってトロワのエクアドル代表DFジャクソン・ポロソにタックルを仕掛けた伊東が上げた右足裏が相手の左膝に入り、これがレッドカード判定となって、30分以上を残してピッチをあとにすることになった。
データ分析会社「オプタ」によれば、2006-07シーズン以降のリーグ・アンの公式戦で、得点、アシスト、退場を同じ試合で記録したのは、2009年のマリ代表FWママドゥ・バガヨコ(ナント)、2014年のマリ代表MFシェイク・ディアバテ(ボルドー)、2018年のカメルーン代表MFジェームズ・レア・シリキ(レンヌ)、2018年のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)に続いて5人目だという。
(FOOTBALL ZONE編集部)